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永遠の都ローマ展のガイドとポイントを解説【東京都美術館】

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2023年9月16日~12月10日まで
東京都美術館で開催中の
「永遠の都ローマ展」
行ってきました。

そこでこの記事では
永遠の都ローマ展の概要や
押さえておきたいポイントを
解説していきます。


永遠の都ローマ展の概要

 

引用:東京都美術館

概要

特別展
永遠の都ローマ展
場所
東京都美術館
期間
2023年9月16日~12月10日
休館日
月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日、10月9日は開室
開室時間
9:30~17:30
金曜日は9:30~20:00
(入室は閉室の30分前まで)

 

観覧料金は以下の通りです↓

  • 一般 2200円
  • 大学生・専門学校生 1300円
  • 65歳以上 1500円
  • 高校生以下 無料

詳しくはコチラ

チラシはコチラ(PDF)

写真撮影について

 

第5章にある
「モエシアの艦隊」
「デケバルスの自殺」
の2作品のみ撮影可能です。

作品はコチラ↓
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音声ガイドについて

 

本展の音声ガイドは
声優の諏訪部順一さんがナビゲーター、
同じく声優の早見沙織さんがナレーターを
担当しています。

料金は650円です。

SNSについて

 

【公式】永遠の都ローマ展
Xアカウント↓

 

Youtube↓

 

 

押さえておきたいポイント

 

デケバルスの自殺

ここからは永遠の都ローマ展を
より楽しむためのポイントを
解説していきます。

  1. ローマ美術とは?
  2. 彫刻がたくさん見られる展覧会

この2つの視点から
ローマ展を見ていきます。

ローマ美術とは?

 

紀元前27年頃に誕生したローマ帝国は、
当初ギリシャ彫刻を模倣した作品が
多く作られました。

加えて皇帝を称える肖像彫刻も
作られるようになり、
彫刻もより写実的でときに人物を
デフォルメするようになりました。

簡潔にギリシャ彫刻とローマ彫刻を
比較すると以下のようになります↓

  • ギリシャ彫刻
    →神々を称えるために作られた
    →質感は滑らか
    →女性像は服を着ているものが多い
  • ローマ彫刻
    →皇帝などを称える彫刻も多い
    →写実的で凸凹な質感が多い
    →女性の裸像も多い

今回の展覧会はローマ彫刻がメインですので、
目などをデフォルメした胸像などが
多く展示されています。

また、展示中盤ではローマをテーマに
後世に描かれた絵画も展示されています。

 

古代ローマ美術とは?

彫刻がたくさん見られる展覧会

 

sculpture

永遠の都ローマ展は
彫刻を多く鑑賞できる展覧会です。

中には彫刻がメインの展覧会は
あまり見たことがないという方も
いるかもしれません。

ですが西洋美術の基盤は
ギリシャ・ローマ時代に
出来たという話は有名です。

実際、絵画にも多く出てくる
人物のポーズやモチーフが
彫刻の中にあったりして、
普段絵画しか見ないという方にも
面白い発見の多い展覧会でした。

また、彫刻の見方がわからない方で
「まずは、理解したい」
と思われる方は↓の本を
読んでおくのもよいでしょう。

 

西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻の見方のレビュー

まとめ

 

まとめ

✓彫刻がたくさん見れる展覧会

✓デフォルメされた肖像彫刻などが多い

✓普段絵画しか見ない方にもオススメ

ご興味ある方は是非行ってみて下さい!

最後に概要をもう1度↓

概要

特別展
永遠の都ローマ展
場所
東京都美術館
期間
2023年9月16日~12月10日
休館日
月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日、10月9日は開室
開室時間
9:30~17:30
金曜日は9:30~20:00
(入室は閉室の30分前まで)