2023年9月16日~12月10日まで
東京都美術館で開催中の
「永遠の都ローマ展」に
行ってきました。
そこでこの記事では
永遠の都ローマ展の概要や
押さえておきたいポイントを
解説していきます。
目次
永遠の都ローマ展の概要
観覧料金は以下の通りです↓
- 一般 2200円
- 大学生・専門学校生 1300円
- 65歳以上 1500円
- 高校生以下 無料
詳しくはコチラ
チラシはコチラ(PDF)
写真撮影について
第5章にある
「モエシアの艦隊」
「デケバルスの自殺」
の2作品のみ撮影可能です。
作品はコチラ↓
(よければフォローお願いします!)
この投稿をInstagramで見る
音声ガイドについて
本展の音声ガイドは
声優の諏訪部順一さんがナビゲーター、
同じく声優の早見沙織さんがナレーターを
担当しています。
料金は650円です。
SNSについて
【公式】永遠の都ローマ展
Xアカウント↓
Youtube↓
押さえておきたいポイント
ここからは永遠の都ローマ展を
より楽しむためのポイントを
解説していきます。
- ローマ美術とは?
- 彫刻がたくさん見られる展覧会
この2つの視点から
ローマ展を見ていきます。
ローマ美術とは?
紀元前27年頃に誕生したローマ帝国は、
当初ギリシャ彫刻を模倣した作品が
多く作られました。
加えて皇帝を称える肖像彫刻も
作られるようになり、
彫刻もより写実的でときに人物を
デフォルメするようになりました。
簡潔にギリシャ彫刻とローマ彫刻を
比較すると以下のようになります↓
- ギリシャ彫刻
→神々を称えるために作られた
→質感は滑らか
→女性像は服を着ているものが多い - ローマ彫刻
→皇帝などを称える彫刻も多い
→写実的で凸凹な質感が多い
→女性の裸像も多い
今回の展覧会はローマ彫刻がメインですので、
目などをデフォルメした胸像などが
多く展示されています。
また、展示中盤ではローマをテーマに
後世に描かれた絵画も展示されています。
彫刻がたくさん見られる展覧会
永遠の都ローマ展は
彫刻を多く鑑賞できる展覧会です。
中には彫刻がメインの展覧会は
あまり見たことがないという方も
いるかもしれません。
ですが西洋美術の基盤は
ギリシャ・ローマ時代に
出来たという話は有名です。
実際、絵画にも多く出てくる
人物のポーズやモチーフが
彫刻の中にあったりして、
普段絵画しか見ないという方にも
面白い発見の多い展覧会でした。
また、彫刻の見方がわからない方で
「まずは、理解したい」
と思われる方は↓の本を
読んでおくのもよいでしょう。
西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻の見方のレビュー
まとめ
✓彫刻がたくさん見れる展覧会
✓デフォルメされた肖像彫刻などが多い
✓普段絵画しか見ない方にもオススメ
ご興味ある方は是非行ってみて下さい!
最後に概要をもう1度↓
特別展
永遠の都ローマ展
場所
東京都美術館
期間
2023年9月16日~12月10日
休館日
月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日、10月9日は開室
開室時間
9:30~17:30
金曜日は9:30~20:00
(入室は閉室の30分前まで)
特別展
永遠の都ローマ展
場所
東京都美術館
期間
2023年9月16日~12月10日
休館日
月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)
※ただし9月18日、10月9日は開室
開室時間
9:30~17:30
金曜日は9:30~20:00
(入室は閉室の30分前まで)