この記事では今を生きる
アーティストの方に着目し、
インタビューさせて頂いた
内容を記していきます。
作品に込められた意図などを
解説するのではなく、
アーティストの方の生い立ちや
考え方を紹介していくものです。
第3回目は
アーティストのいのかさんです。
気になった方は是非応援、
SNSのフォローをお願い致します。
記事内の画像は全て掲載許可を頂いています
いのかとは?
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/F7kCV_kaQAASNNS-1-227x300.jpg)
- アーティスト名:いのか
- 年齢(インタビュー時):28歳
- 出身:東京
- 主に制作しているもの:アクリル画
インタビューに至るまで
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/F7kCVLhbMAAe8_0-1-300x300.jpg)
前回ご紹介させて頂いたくらげさんを
通して繋がったいのかさん。
くらげさんとは渋谷にある
boji galleryでの展覧会を機に
知り合ったそうです。
その際のInstagram↓
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いのかさんの作品
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/F7kCWoKb0AAEMx7-1-300x300.jpg)
現在は主にアクリル画を
制作されているいのかさん。
いのかさんの作品には
動物がテーマになることが多いです。
その理由を聞かせて頂くと、
- 単純に動物が好き(特に爬虫類)
- 人にはない色彩などが好き
と教えて下さいました。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/F6iNewuawAALSCz-1-300x300.jpg)
家ではヒョウモントカゲモドキを
飼っているいのかさん。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/グラフィックス1-1-2-287x300.png)
↑はくらげさんの作品と写る
ペットの「ぱいちゃん」
いのかさんの生い立ち
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/disabled-4027745_640-1-300x200.jpg)
「何にも縛られなくていい」
絵を見る方に向けて
いのかさんはそう語ります。
4歳の頃から難病を患い、
長距離には車椅子を使う生活を
送っていたいのかさんにとって
絵はとても身近なものでした。
「物心ついたときには絵を描いていた」
そう話すいのかさんは絵のことを
「生きてくうえで必要不可欠なもの」
と教えて下さいました。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/to-dye-5821297_640-1-300x200.jpg)
美術系の学校にいた時から
「いつか絵を世に発表したい」と
考えていたいのかさんは
夢に向かって少しずつ動き出します。
20代半ばでは横浜で開催された
グループ展に参加。
その後はコロナがあり、
なかなか発表ができない環境に
耐える日々が続くも、
最近はまた精力的に作品を発表しています。
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自分で展示する場を開拓したいと話す
いのかさんはSNS上で制作過程を
発信しています。
最近では作品が明るくなってきたそうで、
描き手の心境の変化には
いのかさん自身が驚かれるそうです。
自分がこんなに色鮮やかな絵を描ける事が未だ信じられない。失ったはずの感情や感覚が突如蘇るのは戸惑う。
鮮やかな絵を描けるような時が訪れる事を過去の自分に教えてあげたい。 pic.twitter.com/msZOPcLF4s— いのか (@81reopa) October 10, 2023
涙出てきた。
描いてて涙出てきたの初めてだよ。これは悲しくて泣いてるんじゃなくて、気持ちが震えて泣いてるんだ。
自分がこんなカラフルな絵を描けるなんて。ましてや、その時は一生自分には訪れないと思っていた。— いのか (@81reopa) October 8, 2023
これからのいのかさんの
活動に注目です。
最後に
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/10/F7kCV_kaQAASNNS-1-227x300.jpg)
インタビューに協力して下さった
いのかさんに厚く御礼申し上げます。
また、いのかさんはインタビュー終盤で
絵を見るのは難しそうとか
思う人も多いかもしれないけど、
何にも縛られないで、自由で、感覚で、
楽しんでほしい
とも話して下さいました。
難病と向き合う生活を送る
いのかさんだからこそ、
とても力強いメッセージに感じました。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。