この記事では今を生きる
アーティストの方に着目し、
インタビューさせて頂いた
内容を記していきます。
作品に込められた意図などを
解説するのではなく、
アーティストの方の生い立ちや
考え方を紹介していくものです。
第8回目は
アーティストのhachiさんです。
気になった方は是非応援、
SNSのフォローをお願い致します。
記事内の画像は全て掲載許可を頂いています
hachiとは?
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-5-300x254.png)
- アーティスト名:hachi
- 年齢:非公表
- 出身:千葉県
- 主に制作しているもの:油絵、水彩、イラスト
インタビューに至るまで
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-6-300x256.png)
SNSを相互フォローして頂き、
こちらからお声を掛けました。
すぐにインタビューも快諾して頂き、
お時間を割いてくださいました。
hachiさんのInstagram↓
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hachiさんの作品
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-300x233.png)
PAITINGとILLUSTTATION。
異なるジャンルの作品を
手掛けているhachiさん。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-1-221x300.png)
独特な色調、タッチ、線、
それらが織りなす世界観。
誠に勝手ながら、
インタビューさせて頂いた際に感じた
hachiさんのお人柄が
滲み出ているような印象を受けました。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-2-300x222.png)
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-3-300x202.png)
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-4-232x300.png)
またhachiさんの好きな画家の1人に
ピエール・ボナールがいるそうで、
「インスパイアされてるかも」
と話して下さいました。
hachiさんの生い立ち
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もともと絵を描くのが好きだった
hachiさんは高校で美術部に入り、
油絵を学びました。
3年生になると美術予備校にも通い始め、
受験では多摩美術大学を選びます。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/640px-Tama_Art_University_Tokyo_Hachioji_Campus_2012-1-300x200.jpg)
ちなみにhachiさんが
受験した年の倍率は約7倍。
受験は料理用のボールを出され、
「私の世界を表現しなさい」
という課題だったそうです。
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そして見事、
多摩美に合格したhachiさん。
在学中の印象的なエピソードを聞くと、
芸術家で教授の相笠昌義さんが
滅多に人を褒めない方だったらしく、
その方に卒業パーティーで卒業制作の
作品を褒めてもらったことだといいます。
「在学4年間で褒められたのは3回位です」
「先生の雰囲気に圧倒されて、
講評会で泣いちゃう子もいました」
「お世辞を言わない方だったので
褒められたときは嬉しかったです」
また、そんな相笠昌義さんが
卒業時に残した言葉がとても印象に
残っているといいます。
卒業したら1人になる。
1人になった時に本当の自分の実力がわかる。生活に追われ時間が無くても、
とにかく描くこと。キャンバスに向かう時間がなければ
デッサン、アイデアスケッチでもよい。
常に絵のことを考えていること。卒業後、5年間は無理して描き続けなさい。
5年続けば、10年続く。
10年続けば、一生絵から離れなくなる。
才能は関係ない。
気がつけば作家になっているだろう。
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相笠昌義さんの教え子の1人でもある
hachiさんは今でも制作を続けています。
グラビアモデルとしての活動
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-9-300x293.png)
hachiさんはアーティストだけでなく、
グラビアモデルとしての活動もされています。
もとはスカウトから始まったそうですが、
イメージを作品に落とし込むという点では
写真も絵も同じに感じると教えてくれました。
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カメラマンによって
- こういう雰囲気で
- こういう服を着て
- こういう作品にしたい
のような違いがあり、
今では写真を撮られるのも
楽しいと語って下さいました。
最後に
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2024/02/img-3-300x202.png)
インタビューに協力して下さった
hachiさんに厚く御礼申し上げます。
インタビューの中で
「hachiさんにとってのアートとは?」
とお聞きすると、
言語化ができないもの、
それらを全て受け止めてくれる
良き友人です
と語ったうえで、
言葉って嘘つきです
と話してくれたことが、
とても印象的でした。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。