2023年3月11日~6月18日まで
DIC川村記念美術館で開催中の
「芸術家たちの南仏展」に
行ってきました。
そこでこの記事では
芸術家たちの南仏展の概要や
押さえておきたいポイントを
解説していきます。
目次
芸術家たちの南仏展の概要
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/グラフィックス1-1-1-214x300.png)
観覧料金は以下の通りです↓
- 一般 1800円
- 学生・65歳以上 1600円
- 高校生以下 無料
詳しくはコチラ(公式サイト)
作品リストはコチラ(PDF)
写真撮影について
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/IMG_4135-225x300.jpg)
展示作品は全て撮影不可です。
館内の一部(壁や天井)と、
館外(庭園や屋外作品)は撮影可能です。
館内の様子はコチラ↓
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音声ガイドについて
本展に音声ガイドはありません。
コレクション作品については
無料の音声ガイドアプリがあるので
ダウンロードしてご利用ください。
音声ガイドについて(公式サイト)
SNSについて
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南フランスについて
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/img164kd0311_1-1-300x273.jpg)
南仏は地中海沿いのスペイン~イタリアの間。
フランス南西部と南東部、
合わせて7つの地方が含まれていて、
以下のように大きく3つに分けられます。
- プロヴァンス(アヴィニョンなど)
- コート・ダジュール(カンヌなど)
- モナコ公国
この地はかつて芸術家がパリからイタリアへ
留学する際の中継地とみなされていました。
しかし19世紀以降になると、
この地を制作の場として選ぶ
芸術家たちが出てきます。
また、戦時中には敵性外国人として
収容された者や、他国への亡命者が
作品を生み出した場でもありました。
押さえておきたいポイント
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/img-collection01-1-183x300.jpg)
本展は4つの章に分かれています。
- 南仏の光
- 避難、あるいは収容
- 南仏での展開
- モダン・アートが南仏に遺したもの
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/pkM-1-300x242.jpg)
最初のテーマは南仏の光。
19世紀のフランスでは鉄道網が発達し、
ヨーロッパ北部の人々が避寒のため
地中海沿岸地域へ旅行するようになります。
芸術家たちはそんな新たな風景・刺激を
作品にしました。
同時期に開催しているブルターニュ展でも
鉄道網が発達したことが大きなキッカケに
なっています。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/Dpo-1-300x134.jpg)
続くテーマは避難、あるいは収容。
南仏は敵性外国人として収容された
ドイツの芸術家や、他国への亡命をめざし、
ビザ発給を待っていたシュルレアリストたちが
集う地でもありました。
この章では暖かな南仏とは
少し違った雰囲気の作品が展示されています。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/ダウンロード-1-300x224.jpg)
3章からはモダンアートの多様性を俯瞰する
ということで、20世紀のフランスにおける
若い芸術家たちの作品が展示されています。
アンリ・マティスやピカソ、
シャガールの作品も多くありました。
また、絵画だけでなく版画、彫刻、陶芸
切り紙やタピスリーなど作品の種類も豊富です。
DIC川村記念美術館のコレクション
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/IMG_4137-225x300.jpg)
DIC川村記念美術館は
コレクションも見所の1つです。
レンブラントやモネ、シャガールなど
有名な芸術家の作品を取り揃えています。
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/img_540a39ac88689273e96581232a68e09f222590-1-300x200.jpg)
また、マーク・ロスコの壁画シリーズなど
大型の作品が多く展示されているのも特徴です。
ロスコ作品専用の「ロスコ・ルーム」の
独特の雰囲気は是非体験してもらいたいです。
コレクションについて(公式サイト)
まとめ
![](https://arttayousei.online/wp-content/uploads/2023/04/グラフィックス1-1-1-214x300.png)
✓南フランスがテーマの展覧会
✓マティスやピカソ、シャガールの作品多数
✓コレクションも見所の1つ
ご興味ある方は是非行ってみて下さい!
最後に概要をもう1度↓
特別展
芸術家たちの南仏
場所
DIC川村記念美術館
期間
2023年3月11日~6月18日
休室日
月曜日
開館時間
9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
特別展
芸術家たちの南仏
場所
DIC川村記念美術館
期間
2023年3月11日~6月18日
休室日
月曜日
開館時間
9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)