世界で有名なアート作品TOP10
選定基準について

現在、世界で有名なアート作品という
明確なランキング、判定基準は存在しません。
ですのでこの記事で紹介するのは
絵.cocoro独自のものとなります。
選定基準としては、
- 絵画に限定していない
- 国や地域を超えて知られているか
- 美術史上の重要性
- 現代でも引用・再利用され続けているか
としました。
正直ランキン外にも
有名な作品はたくさんありますので、
「なぜあれが入っていない?」という
意見もあるかと思いますが、
絵.cocoro独自のものであることを
了承の上で見て下さい。
第10位 キャンベル・スープ缶

「これがアート?」
と多くの人が疑問に感じる作品。
しかしそれこそが制作者である
ウォーホルの狙いでした。
スーパーで売られているスープ缶を、
そのまま作品にする。
芸術と日用品の境界を取り払い、
「アートとは何か」という問いを
社会へ投げかけました。
現在ではポップアートを代表する作品
として世界中で知られています。
第9位 記憶の固執

有名な溶ける時計が描かれた作品。
ダリは夢や無意識をテーマに、
多くの幻想的な作品を描きました。
時間は本当に一定なのでしょうか。
楽しい時間は短く感じ、
退屈な時間は長く感じる。
私たちが感じる時間は、
時計とは違うものなのかもしれません。
そんな問いをこの作品は投げかけています。
- 制作者
→サルバドール・ダリ - 制作年
→1931年 - 所蔵
→ニューヨーク近代美術館 - ジャンル
→シュルレアリスム
第8位 ゲルニカ

白と黒だけで描かれた巨大な絵画。
20世紀を代表する反戦絵画です。
スペイン内戦中、
ゲルニカという町が空爆されたことを
きっかけに制作されました。
泣き叫ぶ母親。倒れた兵士。苦しむ馬。
写実的ではないにもかかわらず、
戦争の悲惨さが強烈に伝わってきます。
- 制作者
→パブロ・ピカソ - 制作年
→1937年 - 所蔵
→ソフィア王妃芸術センター - サイズ
→約7.8m × 3.5m
第7位 神奈川沖浪裏

世界で最も有名な日本美術と
言ってもいいかもしれません。
この作品は19世紀のヨーロッパにも渡り、
ゴッホやモネをはじめとする
多くの芸術家に影響を与えました。
ジャポニスムの代表作として、
美術史に大きな足跡を残しています。
巨大な波。小さな舟。遠くに見える富士山。
シンプルな構図でありながら、
自然の圧倒的な力と人間の小ささが
見事に表現されています。
- 制作者
→葛飾北斎 - 制作年
→1831年 - シリーズ
→富嶽三十六景 - ジャンル
→浮世絵
第6位 考える人

有名なポーズをとっている作品。
今作は美術作品という枠を超え、
「思考する人間」の象徴となった彫刻です。
実はこの作品はロダンが制作した
「地獄の門」という巨大な彫刻の一部でした。
地獄を見下ろしながら、
人間の運命について思索する人物として
構想されたものです。
力強い筋肉を持ちながら、
激しく動くのではなく
静かに考え続ける姿。
知性とは何か、人間とは何かを
問いかける作品と言えるでしょう。
- 制作者
→オーギュスト・ロダン - 制作年
→1904年 - 所蔵
→ロダン美術館 - ジャンル
→近代彫刻
第5位 ダビデ像

世界で最も有名な彫刻といえば、
ダビデ像となるでしょうか。
高さは約5メートル。
巨大な大理石からなる青年の姿は、
500年以上経った今でも
人々を魅了し続けています。
旧約聖書ではダビデは
巨人ゴリアテを倒す英雄です。
しかしミケランジェロは戦いの後ではなく、
戦いに向かう直前を選びました。
その表情からは自信だけではなく、
緊張や覚悟も感じられます。
静止しているにもかかわらず、
今にも動き出しそうな生命感。
それこそがこの作品最大の魅力です。
- 制作者
→ミケランジェロ - 制作年
→1501~1504年 - 所蔵
→アカデミア美術館 - 高さ
→約5.17m
第4位 叫び

赤く染まる空。
耳を塞ぎ、大きく口を開ける人物。
多くの人はこの人物が
叫んでいると思うかもしれません。
しかしムンク自身の日記には、
「自然を貫く果てしない叫びを聞いた」
と記されています。
つまり叫んでいるのは人物ではなく、
世界そのものだったのです。
現代社会では不安や孤独、ストレスを
象徴する作品として数多く引用されています。
制作から130年以上が経った今でも、
多くの人がこの作品に
自分自身の感情を重ねています。
- 制作者
→エドヴァルド・ムンク - 制作年
→1893年 - 所蔵
→オスロ国立美術館ほか - ジャンル
→表現主義
第3位 最後の晩餐

キリストが弟子たちへ、
「この中に私を裏切る者がいる」
と告げた瞬間を描いた作品。
有名なのは宗教画だからではありません。
この一瞬に人間の感情が
凝縮されているからです。
驚く者。疑う者。怒る者。
静かに考え込む者。
それぞれの反応が異なり、
人物同士の心理的な距離まで感じられます。
まるで映画のワンシーンを見ているようです。
- 制作者
→レオナルド・ダ・ヴィンチ - 制作年
→1495~1498年 - 所蔵
→サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院 - ジャンル
→ルネサンス
第2位 星月夜

青い夜空を大きく渦巻く星々。
世界で最も有名な風景画の1つです。
この作品はゴッホが精神療養施設で
暮らしていた時期に描かれました。
実際に窓から見えた景色だそうですが、
そのまま写したわけではありません。
夜空は現実以上に激しくうねり、
星は炎のように輝いています。
つまり描かれているのは風景ではなく、
ゴッホが感じた世界です。
孤独。希望。不安。祈り。
見る人によって、
受け取る印象は大きく変わります。
- 制作者
→フィンセント・ファン・ゴッホ - 制作年
→1889年 - 所蔵
→ニューヨーク近代美術館(MoMA) - ジャンル
→ポスト印象派
第1位 モナ・リザ

「世界で最も有名な絵画は何ですか?」
この問いに最も多くの人が答えるのが
モナ・リザでしょう。
毎年数百万人がルーヴル美術館を訪れ、
その多くがこの一枚を目当てにしています。
では、なぜここまで有名なのでしょうか。
理由は一つではありません。
- 制作者がレオナルド・ダ・ヴィンチ
- 1911年の盗難事件をキッカケに
世界中の新聞で報道されたこと - 映画や広告等で何度も引用されてきたこと
- そしてあの謎めいた微笑み
見る角度やその日の気分によって、
優しく微笑んでいるようにも、
どこか寂しげにも見えます。
500年以上経った今も、
人々は「彼女は何を考えているのか」と
問い続けています。
- 制作者
→レオナルド・ダ・ヴィンチ - 制作年
→1503~1506年 - 所蔵
→ルーヴル美術館 - サイズ
→約77×53cm
まとめ

- モナ・リザ
- 星月夜
- 最後の晩餐
- 叫び
- ダビデ像
- 考える人
- 神奈川沖浪裏
- ゲルニカ
- 記憶の固執
- キャンベル・スープ缶






















→アンディ・ウォーホル
→1962年
→ニューヨーク近代美術館ほか
→ポップアート