NARA LIFEのレビュー

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どんな本?
  1. どんな内容の本?
    →奈良美智の日記的エッセイ
  2. 印象に残ったこと
    →「わかる」ために
    生きてるわけじゃないが、
    「わかろう」と
    するために生きてる。
  3. オススメ度(5段階)
    →☆☆☆☆☆

 

きっと思っていることの半分も
表現できず、力尽きるとは思う。
創造することはいつだって
そういうことだと思っている。
奈良美智

この記事ではフォイル出版の
『NARA LIFE 』を紹介し、レビューしたいと思います。




NARA LIFE

 

book cover
概要

出版社
フォイル
発売日
2012/7/12
著者
奈良美智
本の長さ
272ページ

本書は青森県弘前市出身の芸術家、
奈良美智の書いた文章を
エッセイにまとめた1冊です。

制作の日々、オーディエンスのこと、
メディアに対する怒り、故郷や家族、
音楽への敬愛心…

日本を代表する芸術家の1人でありながら
ひとりの人間として日々葛藤し、
作品を生み出していく姿が書かれています。

印象に残ったこと

 

本書は2009年から2012年の間に
ブログやX(旧Twitter)で書かれた
言葉を81本のエッセイでまとめています。

ここからは個人的に
印象に残った奈良さんの言葉を
紹介していきます。
(画像はN’s YARDのもの)

 

エゴン・シーレにカート・コバーン…
若くしてこの世を去った彼らは、
歴史的に見れば幸せかもしれない。

初期衝動を保ち続けることは難しいし、
できっこない。

継続すること、
それ自体が説得力を持ちはするけど
そこから飛び出せはしない!

 

ほんとの冒険は、
いろんなことに縛られてしまった大人が、
鎖を解き放って飛び込むものだ。

 

意味のない怒りを捨てよう。
しかし、怒りの気持ちを忘れずにいよう。
楽しみの影にある哀しみを感じ続けよう。
哀しみの向こうに喜びを見つけよう。

 

「わかる」ために
生きてるわけじゃないが、
「わかろう」と
するために生きてる。

 

N’s YARDってどんな美術館?

オススメしたい人

 

本書を特にオススメしたいのは
以下の方です。

  1. 奈良美智が好きな方
  2. 有名芸術家の内側を知りたい方

奈良美智という芸術家が
普段どんなことを考えて、
どんなことを想いながら生きているのか。

本書を読むことは
1人の有名な芸術家の内側を
覗き見することに近いかもしれません。

レビュー

 

まとめ

 

book cover
まとめ

✓奈良美智の言葉を
エッセイにまとめた1冊

✓日本を代表する芸術家の
内面を見ることができる

✓印象的な言葉がたくさん

オススメ度(5段階)
→☆☆☆☆☆

個人的なオススメ度は5です。

理由として、
記事で紹介した言葉の他にも
印象に残ったものがたくさんあったからです。

気になった方は
ぜひ手に取ってみて下さい。