自分の中に孤独を抱けのレビュー

 

記事の要約

人生の本質とは

さまざまな角度からみた日本

岡本太郎を取り入れる

 

 キミはキミのままでいい
弱いなら弱いまま、
誇らかに生きてみろよ

この記事では青春出版社から出版されている
『自分の中に孤独を抱け』を紹介し、レビューしたいと思います。



自分の中に孤独を抱け

 

岡本太郎は日本を代表する
芸術家として有名です。

芸術家の両親のもとで育った彼は
18歳でフランスのパリに渡り、
10年ほど滞在します。

その地で当時盛んだった
抽象美術やシュルレアリスムに接触、
ピカソの作品に強い衝撃を受け、
「ピカソを超える」ことを目標に
絵画制作に打ち込むなどしました。

日本に帰国すると兵役などを経て
東京都港区に自宅兼アトリエを建てて、
生活と制作の拠点とします。

 

今回の著書はベストセラーの
「自分の中に毒を持て」
「自分の運命に楯を突け」に続く
シリーズ第三弾です。

シリーズものとはいえ
どの本から読んでも楽しむことができ、
非常に多くの学び・気付きを
与えてくれる内容となっています。

今の時代だからこそ

 

芸術家として、
芸術とはなにか
自分とはなにか
人生とはなにか
に至極真っすぐに向き合い、
常に妥協を許さなかった岡本太郎。

そんな彼のメッセージは現代を生きる
私たちにも響く言葉がたくさんあります。

いえ、時代が急速に進み
生き方や人生の本質を見失いやすい
現代だからこそ
その響きはより大きいのかもしれません。

岡本太郎はこの本の中で

  1. 芸術家としてみた日本
  2. フランスからみた日本
  3. 社会の中からみた日本
  4. 社会を俯瞰してみた日本

など、さまざまな視点で
日本という国の風潮や問題を
語っています。

そしてその国で生きる
人の人生を語っています。

きっと岡本太郎は日本という国が
大好きだったのでしょう。

大好きだからこそ、
日本の嫌いな部分を徹底的に指摘し、
反対姿勢を取り、嫌われることを
求めたのではないかと思います。

彼の語る日本、生き方の本質は
ただ漫然と生きがちな人間に
喝を入れることもあるでしょう。

 

ひとはなんのために生まれてくるのか。
なぜ生きているのか。
闘うためだよ。
闘う孤独者であること。
それがほんとうの純粋だとぼくは思う。

この本のポイント

 

この本の大見出しは以下のとおりです。

  1. 人生のドラマは、
    いつだって自分が中心だ
  2. 「挑み」をやめた瞬間から
    老人になる
  3. 人生は不純なものとの闘いだ
  4. 人間は樹に登りそこなった
  5. 創造すること、
    それは人間の本能的な衝動だ
  6. ぼくは抵抗する。
    その決意はますます固い

なぜ彼は社会を嫌ったのか。

なぜ彼は嫌われることを望んだのか。

嫌われるとは一体なにか。

私たちとは対極的ともいえる
スタンスを貫いた人物だからこそ
見えてきた人生観や日本があります。

岡本太郎からしか学べないこと。
岡本太郎にしか説得力がないこと。

が詰まった内容ともいえるでしょう。

上位のレビュー

 

 

☆4以上のレビュー

人生に迷っているかた、人生の方向性がわかる素晴らしい一冊だと思います。
「与えられた運命に対して、懸命に、積極的に生きること」周囲の顔色を窺ったり、他人の声を気にする必要はない。自分がそうだと思ったら自分を信じて貫いていく。たとえそれが一人であったとしても。生き方に正解なんてないことは明確なのに、「こうでなければいけない」とか「こうするべきだ」と何かしらの枠で捉えてしまいがちですが、自分の信念を曲げずに通してきた岡本太郎さんだからこそ、言葉に重みがあるなと感じました。どの時代にも通ずる普遍的な真理として、これからの自分の人生を再構築していきたいと思います。

オススメしたい人

 

今回の本を特にオススメしたい人は
以下のような方です。

  1. 自分の生き方に迷いがある人
  2. 他人を気にしすぎて疲れた人
  3. 岡本太郎の考えを知りたい人

岡本太郎の強い言葉は
私たちに生き方について考えさせます。

そういう意味でこの本は
自己啓発本にもなりうるでしょう。

ただし、
岡本太郎の生き方をマネるのではなく
どこまで彼の思考を取り入れるか。
どこまで社会を迎合するか。

そのバランスは個人に
委ねられています。

この本の編集者は最後に
このような言葉を記しています。

 

いかにして“岡本太郎”を
体内に取り込むか。
これほどスリリングで
おもしろいテーマは
滅多にありません。

まとめ

 

まとめ

生き方や人生の本質を考えさせられる本

岡本太郎はとても真っすぐで純粋な芸術家だった

どこまで彼の思考を取り入れるか、個人に委ねられている

気になった方は
ぜひ手に取ってみて下さい。