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古典絵画の読み解き方のレビュー

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どんな本?
  1. どんな内容の本?
    →絵画をみて想いを馳せる
    →作品の裏側を簡潔に学べる
  2. 印象に残ったこと
    →「普通」を疑う
  3. オススメ度(5段階)
    →☆☆☆☆☆

 

「どうあるべきか」
そして「どうありたいのか」
絵画を読み解きながら、
ぜひ考えてみて下さい。

この記事ではジービー出版の
『古典絵画の読み解き方』を紹介し、レビューしたいと思います。


本書はKindle Unlimitedに登録で
無料で読むことが可能です。



古典絵画の読み解き方

 

book cover
概要

出版社
G.B.
発売日
2019/4/30
本の長さ
191ページ

本書では26の絵画を取り上げて
変わることのない人間の性質や感情などに
想いを馳せることをテーマにしています。

画家の情報や時代背景を簡潔に述べ、
作品の裏側も学べる内容です。

作品リストは以下の通りです↓

  1. 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
    (ポール・ゴーギャン)
  2. ラス・メニーナス
    (ディエゴ・ベラスケス)
  3. いかさま師
    (ジョルジュ・ド・ラ・トゥール)
  4. マリー・アントワネットと子供たち
    (ルブラン)
  5. 贅沢にご用心
    (ヤン・ステーン)
  6. 大使たち
    (ハンス・ホルバイン)
  7. オフィーリア
    (ジャン・エヴァレット・ミレイ)
  8. エリザベート皇后
    (ヴィンターハルタ―)
  9. 蛸と海女
    (葛飾北斎)
  10. みかけハこハゐがとんだいゝ人だ
    (歌川国芳)
  11. 平清盛 怪異を見る図
    (歌川広重)
  12. 愛の寓意
    (ブロンツィーノ)
  13. 死者と仮面たち
    (ジェームズ・アンソール)
  14. ベラスケス<教皇インノケンティウス10世像>による習作
    (フランシス・ベーコン)
  15. カラスのいる麦畑
    (フィンセント・ファン・ゴッホ)
  16. モナ・リザ
    (レオナルド・ダ・ヴィンチ)
  17. 最後の審判
    (フラ・アンジェリコ)
  18. 我が子を食らうサトゥルヌス
    (フランシスコ・デ・ゴヤ)
  19. イカロスの墜落のある風景
    (ピーテル・ブリューゲル)
  20. 死と乙女
    (ハンス・バルドゥング)
  21. ヴィーナスの誕生
    (ボッティチェリ)
  22. 叫び
    (エドヴァルド・ムンク)
  23. 死の島
    (アルノルト・ベックリン)
  24. 眼=気球
    (オディロン・ルドン)
  25. 皇女ソフィア
    (イリヤ・レーピン)
  26. 巨人
    (アセンシオ・フリア)

 

題名だけではよくわからない作品も
あるかと思いますが、
わりと有名な作品が多いので
「あっ、これ見たことある」となる
作品の裏側が知れて楽しいですよ。

印象に残ったこと

 

本書の大見出しは以下のとおりです。

  1. 今をどう生きるか
  2. 肥大する自我と折り合いを
  3. 「普通」を疑う
  4. 罪と罰
  5. 不安を乗り越えていく

 

1作品につき4~6ページで
簡潔に作品について学べます。

浅く広いイメージです。

想いを馳せることがテーマなので、
詳し過ぎない情報量が心地よいです。

 

印象に残ったこと
  1. 浅く広く学べる
    →詳しすぎないのが◎
    →サクサク読める
  2. 印象に残った章
    →「普通」を疑う

オススメしたい人

 

本書を特にオススメしたいのは
以下の方です。

  1. 作品の裏側を簡潔に知りたい人
  2. 今をどう生きるか考えたい人

今をどう生きるかを合言葉に
絵画を通して想いを馳せるという
面白いテーマの本です。

作品の裏側を簡潔に知れるので、
絵画鑑賞の入門書としても使えます。

反対に、
1作品を詳細に知りたい人などは
他の本がよいと思われます。

レビュー

 

まとめ

 

book cover
まとめ

絵画を通して人間の性質や感情などに
想いを馳せることをテーマにした本

26の作品の裏側を簡潔に知れる

絵画鑑賞の入門書としても使える

オススメ度(5段階)
→☆☆☆☆☆

個人的なオススメ度は5です。

理由として、
テーマが面白いことと
情報量がちょうど良くて
サクサク読める点が◎

気になった方は
ぜひ手に取ってみて下さい。

本書はKindle Unlimitedに登録で
無料で読むことが可能です。