私のように、
大人になってからアートに興味をもった方も
少なくないですよね。
私はそんな方が、
難しい・読みにくい本を選んでしまって
「やっぱアートってわからんわ」
となってほしくありません。
ですので実際に読んだ本の中で
とても読みやすいものをご紹介します。
(今回は西洋美術限定です)
また、現代アートがわかる本は
別の記事で紹介します。
西洋絵画のひみつ

まずは藤原えりみさんの
西洋絵画のひみつです。
こんな方にオススメします。
・字が多いのが苦手な人
・少し(ライトに)美術史に触れてみたい人
・宗教画や神話画について知りたい人
この本は難しそうな西洋絵画を
わかりやすく説明してくれます。
イラストも多く、
とにかく読みやすいです。
知識0から始める方に
是非オススメしたい本ですね。
この本で学べる内容は
こんな感じです↓
・西洋絵画の始まりなど、基本の知識
・聖書やギリシャ神話のエピソード
↓公式にある推薦の言葉(抜粋)↓
西洋コンプレックスを持っていた私のような人、読んでください。耳をふさぐためだけにあった両手がフリーになり、“ひみつ”にまつわる面白いことをたくさんキャッチできる人間に生まれ変わった気がします。
束芋さん(現代美術家)
イラストで読むシリーズ
出典:JOSHIBI
次は杉全美帆子さんの
イラストで読むシリーズです。
こんな方にオススメします。
・興味のある分野を詳しく知りたい人
・画家や作品の裏話が好きな人
こちらは漫画のような感覚で、
画家たちの隠されたエピソードなどを
知ることができます。
各時代やテーマに分かれているので、
興味のあるものを
探してみて下さい。
この本で学べる内容は
こんな感じです↓
・テーマに関する詳しい知識
・画家のエピソードや私生活に関して
・作品の裏話なども多数収録
↓他作品はコチラ↓
名画と読むイエス・キリストの物語

この本は怖い絵シリーズで
有名な中野京子さんの
名画と読むイエス・キリストの物語です。
こんな方にオススメします。
・小説が好きな人
・新約聖書の内容を知りたい人
この本は小説を読むように
イエスの生涯を学ぶことができます。
キリストの生涯がわかれば
だいたいの宗教画テーマは
理解できるようになります。
この本で学べる内容は
こんな感じです↓
・イエス・キリストの生涯
・宗教画で頻出するテーマ
↓公式にある説明文です(抜粋)↓
この絵は、イエスの生涯の「いつ」のこと?『怖い絵』で人気の著者がキリストの生涯を描いた絵画43点をオールカラーで解説しつつ、その生涯を追う。読んで、見て楽しい一冊。
末盛千枝子
絵をみる技術

最後は秋田麻早子さんの
絵を見る技術です。
こんな方にオススメします。
・鑑賞するポイントを知りたい人
・名画の理由を知りたい人
・構図の良し悪しの基準を知りたい人
この本はタイトル通り、
どうやって絵を見ればいいのか、
どこに着目すればいいのかなど、
絵を見るために必要な技術
をわかりやすく教えてくれます。
実際に美大生と美術初心者では、
鑑賞するときの目の動きや
着目しているポイントに
大きな差があるそうですよ。
この本で学べる内容は
こんな感じです↓
・絵の見方
・名画と呼ばれる理由について
・色や構図の秘密
↓公式にある説明文です(抜粋)↓
・なぜ、この絵に惹きつけられるのだろう?
・この絵の主役はどこ?
・前情報なしに、どう見たらいいの?
ちゃんと絵の中にヒントがあるんです。
センスがなくても、知識がなくても、目の前の絵画を「自分の目で見る」、
そして「良し悪しを判断する」ことは、できるんです。
謎を解くカギは、ぜんぶ絵の中にあります。
まとめ

⇒イラストが多く読みやすい。初学者でもわかりやすい
☑イラストで読むシリーズ
⇒テーマ別。漫画を読む感覚で裏話も豊富
☑名画と読む イエス・キリストの物語
⇒イエスの生涯が小説を読むようにわかる
☑絵を見る技術
⇒絵を見る際のポイントや名画の理由がわかる
完全初学者は
西洋絵画のひみつを
オススメします。
また、
美術史や画家の知識ではなく、
絵のどこに注目すべきか
構図や色使いをどう評価するか
のような技術が気になる方は
絵を見る技術がおススメです。
素敵な本との出会いが、
素敵なアートとの出会いに
つながりますように。
☑初学者の方にオススメの本
☑わかりやすい本ばかり選びました
☑少し学ぶだけで絵の見方が変わります