アートは自由に楽しめるものですが、
宗教画に関しては一定の知識が
必要になってくると思います。
特に日本では無宗教の人も多いので
旧約・新約聖書をテーマにした宗教画は
鑑賞するのにやや敷居が高いはずです。
そこで今回は宗教画を
学びたい人に向けてオススメの本を
4冊選びました。
目次
宗教画を学ぶのにオススメな本4選

今回ご紹介する4冊は
それぞれタイプが違うので↓
- 文字の量
- 画像の量(実際の作品画像)
- わかりやすさ(個人的に)
- 情報量(宗教画に関するもの)
- 補足
といった感じで
それぞれを5段間評価(☆)で
紹介したいと思います。
では、早速いきましょう。
①西洋絵画のひみつ

まずは藤原えりみさんの
西洋絵画のひみつです。
こちらの本はイラストを多めに用いて、
絵本のような感じでわかりやすく
旧約・新約聖書の流れを
解説してくれます。
他にもギリシャ神話のことなども
学べます。
知識0からのスタートには
最適な本として紹介させて頂きます。
- 文字の量
⇒☆☆☆ - 画像の量
⇒☆☆ - わかりやすさ
⇒☆☆☆☆☆ - 情報量
⇒☆☆ - 補足
読みやすくて初学者にオススメです。
まずは広く浅く学ぶといったイメージで
カジュアルかつ気軽に読めます。
上位レビュー
☆4以上のレビュー


☆3以下のレビュー

②イラストで読むシリーズ

次は杉全美帆子さんの
イラストで読むシリーズです。
こちらの本も
イラスト多めでわかりやすく
聖書の内容を学べます。
旧約・新約で1冊ずつ出版されており
的を絞った学習ができます。
個人的に、1冊目に紹介した
西洋絵画のひみつが絵本のような
雰囲気だとしたら、こちらの
シリーズは漫画のような印象です。
- 文字の量
⇒☆☆☆☆ - 画像の量
⇒☆☆☆ - わかりやすさ
⇒☆☆☆☆☆ - 情報量
⇒☆☆☆ - 補足
旧約・新約とテーマごとに
わかれている分、情報量は多いです。
漫画を読んでいる感覚で
学ぶことができます。
上位レビュー
☆4以上のレビュー


③名画で読み解く「聖書」
大島力さんの
名画で読み解く「聖書」は
タイトルにあるように、
実際の作品画像を用いて、
聖書の内容を場面ごとに解説して
くれます。
カラー写真でとても見やすく、
旧約・新約の両方を学ぶことが
できます。
実際の作品を見ながら
学びたい人にオススメです。
- 文字の量
⇒☆☆☆☆ - 画像の量
⇒☆☆☆☆☆ - わかりやすさ
⇒☆☆☆☆ - 情報量
⇒☆☆☆☆ - 補足
聖書の場面ごとに
実際の作品を用いて解説しており、
辞書のような使い方もできます。
上位レビュー
☆4以上のレビュー


☆3以下のレビュー

④名画と読むイエス・キリストの物語

最後は怖い絵シリーズで
有名な中野京子さんの
名画と読むイエス・キリストの物語です。
こちらは中野京子さん独特の
文体から繰り広げられる
聖書の内容に沿ったイエスの物語。
新約聖書の内容を小説を
読むように学ぶことができます。
作品画像はやや少ないですが、
新約聖書の内容、話の流れは
しっかり学ぶことができるので
オススメです。
- 文字の量
⇒☆☆☆☆☆ - 画像の量
⇒☆☆ - わかりやすさ
⇒☆☆☆☆☆ - 情報量
⇒☆☆☆ - 補足
小説のような内容なので、
新約聖書を学びたくて小説が好き
な人にはピッタリだと思います。
上位レビュー
☆4以上のレビュー


☆3以下のレビュー

まとめ

✓西洋絵画のひみつ
⇒イラストが多く初学者でも読みやすい
✓イラストで読むシリーズ
⇒テーマ別。漫画を読む感覚でわかりやすい
✓名画で読み解く「聖書」
⇒画像が豊富。場面ごとに解説してくれる
✓名画と読む イエス・キリストの物語
⇒イエスの生涯が小説を読むようにわかる
気になる本はありましたでしょうか?
それぞれにタイプが違うので、
自分にあった本で聖書の内容を学ぶのが
宗教画の鑑賞力を高める近道ですね。
✓宗教画を学びたい人向け
✓わかりやすいものだけ
✓タイプの違うものを紹介