この記事では彫刻を学ぶのに
オススメできる5冊をご紹介します。
彫刻を学ぶためのおすすめ本5冊

今回ご紹介する本を用途別に整理すると↓
- 入門
→①② - 彫刻史を学ぶ
→③ - 図鑑のように眺める
→②③④ - 制作について学ぶ
→⑤
となりますので、
是非参考にしてみて下さい。
①西洋美術は「彫刻」抜きには語れない ― 教養としての彫刻の見方

- 彫刻を見たことが少ない
- 彫刻って何が面白いのか分からない
という方向けの入門書。
彫刻の見方や基本的な歴史的背景が
丁寧に解説されています。
初心者でもわかりやすい構成で、
「彫刻をスルーしてはいけない」という
著者の熱い気持ちを感じる1冊。
- 彫刻のことが体系的に理解できる
- 彫刻に興味をもつキッカケにもなる
- 彫刻への “入口” として最適
西洋美術は「彫刻」抜きには語れない/堀越啓#読了
彫刻の概念が自分の認識よりも広いということ、それから鑑賞にあたっては台座や置かれている場所(目線の上方か下方がも含めて)についても意識すべしというのがわかってよかった
なんとなくしか見れていなかった作品をもう少しだけ深く楽しめそう pic.twitter.com/cayHlTn8nL
— 書店で週末を過ごす (@bookstore_wkend) June 19, 2022
西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 読了。
彫刻だけでなく、美術鑑賞において「論理的に鑑賞する」ことの面白さが述べられていてすごく勉強になった。彫像というものへの解像度があがり、そんなに興味なかったのに途端に彫刻が面白いものに思えてきた。 pic.twitter.com/fQP5H8ugnF— にくお.zip (@nikuo_zip) May 20, 2024
②意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ彫刻

出版社
Gakken
発売日
2025/1/30
本の長さ
180ページ
彫刻って何?から始まり、
世界中の約70点の彫刻作品が
楽しく紹介されています。
図版も多めで、本の紹介文通りに
彫刻がぐっと身近になる1冊。
- 高画質な図版が多数
- 制作方法・素材・時代・見方を
イラスト+文章で解説 - 中学生以上の子供にもオススメ
本日『意味がわかるとおもしろい!世界のスゴイ彫刻』(佐藤晃子さん著)が発売になりました。大ヒット御礼の前巻の「絵画」に続き「彫刻」です。
アッ!と驚くデッカいサイズ
オッ!驚く名解説
プッ!と吹き出すおもろいイラスト(数えてないけど70点くらい描いてます)
駅前彫刻から世界遺産まで! https://t.co/nwwMeTzPiC pic.twitter.com/QjTaHUTZSc— 伊野孝行 (@inodesu) January 30, 2025
「意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ彫刻」
娘が興味を持つと思って買ったのだが、自分の方がハマってしまった。美術に詳しいわけではないことあり、知らないことばかりで面白かった…#読了 pic.twitter.com/F8AmPJSQwC— サガワ | 飯テロっの人 | 飲食店のDXを支援するイデア・レコード (@officesagawa) February 15, 2025
③彫刻の歴史 ― 先史時代から現代まで

出版社
東京書籍
発売日
2021/10/22
本の長さ
392ページ
先史時代から現代アートまでの
彫刻史を広くカバーする1冊。
フルカラー図版も多めで、
視覚的にも理解を助けてくれる構成。
技法・素材・表現の変遷などが読み取れます。
- 世界の彫刻史を学べる
- 図版を眺めるだけでも面白い
- じっくり読みたい人にオススメ
「彫刻の歴史:先史時代から現代まで」ゴームリー、ゲイフォード
友達に薦められて読んだがめちゃくちゃよかった!
デカくて重いが図版が充実していて文章も対談形式だから読みやすい。
作る人はもちろん、作品鑑賞の際にも違った時点でみることや想像力を掻き立てられるはずだ pic.twitter.com/qMaVEwwcIR— Kanako Saito (@bushi_mushi) April 7, 2023
アントニー・ゴームリー、マーティン・ゲイフォード『彫刻の歴史:先史時代から現代まで』(石崎 尚、林 卓行訳、東京書籍、2021年)。石崎さんからご恵贈いただきました。重い!分厚い!でも対話なので読みやすい!図版はすべてフルカラー!これで5000円なら損はないと思います。 pic.twitter.com/1vTx7rgNgn
— 小田原のどか (@odawaranodoka) November 7, 2021
④世界の彫刻 1000の偉業

出版社
二玄社
発売日
2009/11/10
本の長さ
543ページ
邦訳ビジュアル重視の1冊。
視覚的に彫刻の様式・質感・空間性を
学ぶのにオススメ。
図鑑などを眺めることが好きな方は
リフレッシュにも活用できます。
- 世界の彫刻を扱っている
- 視覚的に彫刻の様々な違いが学べる
- 気軽に眺める本としても〇
時間があればこの本をパラパラ眺める。2009年の「世界の彫刻1000の偉業」。なにかヒントがあるかもしれないから。日本には西洋彫刻を正面から扱った本はほとんど無い。1000点でも情報としてはほんのちょっぴり。僕の作る石膏像の元ネタは半分も掲載されていない。 pic.twitter.com/iJHMapxuln
— 石膏像ドットコム (@sekkouya) May 20, 2018
ジュンク堂で『世界の彫刻1000の偉業』って500ページ以上あるフルカラーの彫刻写真集見つけた。見てみたけどヤバい。美しすぎてどきどきが止まらん…!欲しい…!と思ったら6500円…。
— 渡神 (@tokami_na) October 24, 2010
⑤わからない彫刻 つくる編

出版社
武蔵野美術大学出版局
発売日
2023/4/20
本の長さ
288ページ
「彫刻とは何か?」という問いに対し、
「多様かつ固定しきれない」ものとして
捉える視点を提示している1冊。
さまざまな視点から
彫刻というジャンルそのものを
問い直す構成になっています。
「みる編」もあります。
- 彫刻制作を学びたい人にオススメ
- 彫刻について深く考えたい人に〇
- 美術系学生・高校生・受験生にも〇
彫刻の教科書「わからない彫刻 つくる編」と「みる編」を通読した。テーマごとに、執筆者達のリアルな声で書かれいるアンソロジーだ。「つくる編」は彫刻の素材や方法について色々と書かれている。同様に「みる編」も拡張する彫刻の意味や定義について多角的に書かれている。どちらも刺激的で面白い。 pic.twitter.com/kGHuheYPLB
— 木村リン太郎/RINTAROU KIMURA (@fege2mPjHK2D18N) April 27, 2024
わからない彫刻
つくる編
みる編
買ってみた。
いや〜憧れるよね、立体造形!
昔かじったけど、俺結構めんどくさがりなんだよねw面倒くさい趣味沢山持ってるけど。
勉強し直すつもりで読む〜https://t.co/O6m8L0P0wf pic.twitter.com/trioeOuruu— 真貴志 (@makisi1) October 12, 2024
まとめ

- 西洋美術は「彫刻」抜きには語れない
→彫刻の見方や基本的な歴史的背景がわかる - 意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ彫刻
→彫刻がぐっと身近になる1冊 - 彫刻の歴史 ― 先史時代から現代まで
→彫刻史を広くカバーする1冊 - 世界の彫刻 1000の偉業
→視覚的に彫刻の様式・質感・空間性を学べる - わからない彫刻 つくる編
→彫刻について深く考えたい人向け
気になる本がありましたら
是非一度読んでみて下さい。









出版社
翔泳社
発売日
2022/4/22
本の長さ
240ページ