医療従事者への対話型鑑賞②(2025.5.26)

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この記事では2025.5.26に行った
医療従事者への対話型鑑賞の
振り返りを行います。

今回は

  • 看護師 6名
  • 理学療法士1名
  • 作業療法士 1名

を対象に、
職場にて業務の一環勉強会として
対話型鑑賞を行いました。

新入職のスタッフも加え、
アイスブレイクも兼ねての実施でした。


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医療従事者への対話型鑑賞②

 

勉強会は以下の流れで行いました。

  1. スライドでの説明
    (医療におけるアートの必要性)
  2. 2作品で対話型鑑賞実施
  3. アンケート

*計1時間

新入職のスタッフもいたので、
前回と同じような流れで実施しました。

前回と違うのは
参加が2回目のスタッフも複数人いたので
ウォーミングアップを除いて、
2作品で対話型鑑賞を行いました。

スライドは↓

医療-看護勉強会スライド -sample
*Sampleのため一部内容を削除/変更

今回使用した作品

 

↑は2作品目で使用した作品です。

登場人物や関係性、場所やテーマに関して
さまざまな意見が出ました。

終了後の感想

 

Q.今日の内容(医療での対話型鑑賞)は
業務のどんな部分に役立つと思いますか?

Aさん
利用者さんの様子、普段と同じ部分・異なる部分をより多く気づけるか、観察の大切さを感じました。事実と解釈を区別して受け止めたり、伝えたりする意識をもつことは現場で重要である、とより理解出来ました
Bさん
患者さんや家族、スタッフなどとのコミュニケーション
Cさん
絵を見たまんまの印象との違いを知った。決められた時間の中で集中しないと見えてこないものがある。他のスタッフとの見方の違いや意見を聞いて、患者に対しての感じ方や見方も違うので、意見を聞きつつ訪問中自分がどう動く必要があるかに活かしていきたい
Dさん
何が描かれているのかよく観察し、発言することで自身の訪問看護においても、その観察力は役立つと思った。また自分とは違う他者の意見も聞くことで同じ作品でも見え方が違うのが分かった
Eさん
些細な事実を拾い口にすることでも、前提の確認になったりする。解釈の視座を広げられる
Fさん
同じ1枚の絵でも人それぞれ感じ方が違う事を改めて感じました。患者さんの表情や状態に対してもスタッフ1人1人で感じ方が違うと思うので、そういった情報をスタッフ間で共有する事でよりよい看護を提供することができるのではないかと思いました。自分では気付く事のできなかった事にも気付く事ができるのではないかと思いました

最後に

 

ざっくりとではありますが、
勉強会の様子を振り返りました。

ご興味ある方は
是非オンラインサービスを
覗いてみて下さい。

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