記事の要約
美術検定という、
美術鑑賞に関する検定があります。
この記事では美術検定の概要や、
美術を学ぶメリットについて解説します。
美術検定とは?

美術検定は絵をみる力を養い、
魅力を伝えることの出来る人を
育成・応援する検定です。
1~4級まであり、1級は記述式問題で
その他はマークシート式です。
現在はオンライン試験のみ可能。
(推奨ブラウザ:Google Chrome)
また、4級のみ通年開催で
いつでも受験可能です。
(受験期限は支払いから30日以内)
1~3級の2025年度の受験開催日は
11月中旬予定です。
美術検定の問題,合格率

各級で問われる問題は以下の通りです↓
- 4級→西洋・日本の代表的な作品や作家
→美術史問題 50問 制限時間 45分 - 3級→西洋・日本美術の知識と歴史
→美術史問題 90問 制限時間 60分 - 2級→美術に関する幅広い知識と歴史、
美術鑑賞の場の役割など
→美術史問題 85問 制限時間 60分
実践問題 15問 制限時間 30分 - 1級→美術に関する幅広い知識、
動向について解釈・思考して、
他人にナビゲートすることが出来る
→実践問題 15問 制限時間 30分
論述問題 1題
公式サイトに例題もあります。
合格ラインは以下の通り↓
- 4級:正答率約60%
- 3級:正答率 約60%
- 2級:正答率 約60%
(美術史/実践それぞれで超えること) - 1級:一定の基準に達すれば合格
※受験者全体の正答率により変動
2023年度の合格率は↓
3級‐83.5%
2級‐58.5%
1級‐27.9%
受験料

受験料は以下の通り↓
4級‐3,970円
3級‐6,110円
2級‐7,950円
1級‐9,990円
支払い方法は
- PayPal
→PayPalの登録が必要
→クレジット決済可能
→即日決済可能 - 銀行振込
→振込手数料は自己負担
受験方法

オンライン試験のみ可能です。
美術検定オンラインに登録して頂き、
受験料を払って受験します。
美術検定オンラインはコチラ
美術検定のメリットは?

美術検定の合格者特典は以下のとおりです。
- 美術館のボランティア・スタッフ募集
- 展覧会やイベント情報の掲載された
メールマガジンの配信 - 美術出版社書籍・雑誌の10%割引
(出版社への直接注文のみ) - 美術検定応援館への割引入場
- 一部大学での推薦・AO入試優遇措置
合格特典の詳細はコチラ
美術を学ぶということ

検定といえば合格後にどんなメリットが
あるかが気になるところではあります。
しかし、それが全てではありません。
特に美術という人類誕生から
根強く発展してきた文化を学ぶことは
勉強すること自体にメリットがあります。
近年では美術を学ぶことが
リベラルアーツを学ぶことに繋がると
人気を博しています。
無駄なように思える学問ですが
学んだものにしかわからない世界こそ
教養の世界とよべるのかもしれませんね。
まとめ

まとめ
✓オンライン試験のみ可能
✓4級のみ通年開催
✓様々な合格特典あり
✓美術を学ぶ1つのキッカケに
→絵をみる力を養う検定
→申し込みから全てオンライン
→入館割引やAO入試優遇