この記事では今を生きる
アーティストの方に着目し、
インタビューさせて頂いた
内容を記していきます。
作品に込められた意図などを
解説するのではなく、
アーティストの方の生い立ちや
考え方を紹介していくものです。
第8回目は
アーティストのhachiさんです。
気になった方は是非応援、
SNSのフォローをお願い致します。
記事内の画像は全て掲載許可を頂いています
hachiとは?
- アーティスト名:hachi
- 年齢:非公表
- 出身:千葉県
- 主に制作しているもの:油絵、水彩、イラスト
インタビューに至るまで
SNSを相互フォローして頂き、
こちらからお声を掛けました。
すぐにインタビューも快諾して頂き、
お時間を割いてくださいました。
hachiさんのInstagram↓
この投稿をInstagramで見る
hachiさんの作品
PAITINGとILLUSTTATION。
異なるジャンルの作品を
手掛けているhachiさん。
独特な色調、タッチ、線、
それらが織りなす世界観。
誠に勝手ながら、
インタビューさせて頂いた際に感じた
hachiさんのお人柄が
滲み出ているような印象を受けました。
またhachiさんの好きな画家の1人に
ピエール・ボナールがいるそうで、
「インスパイアされてるかも」
と話して下さいました。
hachiさんの生い立ち
もともと絵を描くのが好きだった
hachiさんは高校で美術部に入り、
油絵を学びました。
3年生になると美術予備校にも通い始め、
受験では多摩美術大学を選びます。
ちなみにhachiさんが
受験した年の倍率は約7倍。
受験は料理用のボールを出され、
「私の世界を表現しなさい」
という課題だったそうです。
そして見事、
多摩美に合格したhachiさん。
在学中の印象的なエピソードを聞くと、
芸術家で教授の相笠昌義さんが
滅多に人を褒めない方だったらしく、
その方に卒業パーティーで卒業制作の
作品を褒めてもらったことだといいます。
「在学4年間で褒められたのは3回位です」
「先生の雰囲気に圧倒されて、
講評会で泣いちゃう子もいました」
「お世辞を言わない方だったので
褒められたときは嬉しかったです」
また、そんな相笠昌義さんが
卒業時に残した言葉がとても印象に
残っているといいます。
卒業したら1人になる。
1人になった時に本当の自分の実力がわかる。生活に追われ時間が無くても、
とにかく描くこと。キャンバスに向かう時間がなければ
デッサン、アイデアスケッチでもよい。
常に絵のことを考えていること。卒業後、5年間は無理して描き続けなさい。
5年続けば、10年続く。
10年続けば、一生絵から離れなくなる。
才能は関係ない。
気がつけば作家になっているだろう。
相笠昌義さんの教え子の1人でもある
hachiさんは今でも制作を続けています。
グラビアモデルとしての活動
hachiさんはアーティストだけでなく、
グラビアモデルとしての活動もされています。
もとはスカウトから始まったそうですが、
イメージを作品に落とし込むという点では
写真も絵も同じに感じると教えてくれました。
カメラマンによって
- こういう雰囲気で
- こういう服を着て
- こういう作品にしたい
のような違いがあり、
今では写真を撮られるのも
楽しいと語って下さいました。
最後に
インタビューに協力して下さった
hachiさんに厚く御礼申し上げます。
インタビューの中で
「hachiさんにとってのアートとは?」
とお聞きすると、
言語化ができないもの、
それらを全て受け止めてくれる
良き友人です
と語ったうえで、
言葉って嘘つきです
と話してくれたことが、
とても印象的でした。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。