TJ The Lion-Tiger Man/ナラティブ・アプローチ

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この記事では今を生きる
アーティストの方に着目し、
インタビューさせて頂いた
内容を記していきます。

作品に込められた意図などを
解説するのではなく、
アーティストの方の生い立ちや
考え方を紹介していくものです。

第14回目は
アーティストの
TJ The Lion-Tiger Manさんです。

記事内の画像は全て掲載許可を頂いています


TJ The Lion-Tiger Manとは?

 

プロフィール
  • アーティスト名:TJ The Lion-Tiger Man
  • 年齢:おっさん
  • 出身:東京
  • 主な制作:音楽Rap、Remix、小説

インタビューに至るまで

 

TJ The Lion-Tiger Manさんは
インタビューの12年程前に、
MOTOと同じ職場で働いていた方です。

当時は医療従事者だったのですが、
現在はアーティストとして
活動していたのを知り、
お声掛けさせて頂きました。

TJ The Lion-Tiger Manさんの作品

 

主に音楽と小説を手掛けている
TJ The Lion-Tiger Manさん。

Rapに関しては全て英語で仕上げ、
スラングや放送禁止用語を
連発しているのが特徴的です。

またアニソンやゲームのサントラを
サンプリングしたものを
多用しているのも拘りです。

小説は全4巻構成(現在も執筆中)。
自伝とファンタジーが半々の感じだそうです。

 

TJ The Lion-Tiger Manさんの生い立ち

 

本人の言葉をそのまま使用しています

父がチンピラ、母がメンヘラという
家庭で育ったTJさん。

父の兄伯父は本物の反社でしたが、
TJさんの父は本物とまではいかない、
中途半端な人だったといいます。

虐待、ネグレクト…
劣悪な環境の幼少期だったそうです。

 

普段からよく父の職場(建築現場)に
連れてこられていたTJさんは、
そこで外国籍の人と関わるようになり、
80~90年代の音楽RAP、HipHopを教わりました。

その影響もあり、
ほとんど不登校だった中学時代も
その年代のCDやレコードを集めたり、
Rapの練習を重ねたりしたそうです。

 

TJさんが通信制高校を卒業したのは20歳。
普通高に入学したこともありましたが、
周りと全く馴染めずにすぐに自主退学。

それからは独学でRapの練習、
CDやレコードを買い漁るために
バイト三昧の日々だったそうです。

あの頃はバイクか音楽かでしたね

とTJさんは当時を振り返っていました。

 

そんなある日、
いつものようにバイクを走らせていた
TJさんでしたが車と交通事故に遭います。

骨折をしたTJさんは入院し、
そこで出会ったリハビリ職員に
「君も医療従事者になってみれば?」
と提案されました。

その提案を受けた時、
TJさんの心の中には

  • 社会的には認められている仕事だし
  • 音楽じゃ食べていけないし
  • 音楽を諦めるためにもいい選択かも

と逃げ口上も含む
様々な気持ちがあったといいます。

 

結局、医療従事者となる道を選んだTJさん。
その中でMOTOとも出会いました。

TJさんとMOTOが同じ職場で
働いていたのは1年程。
その後2人は別々の職場に変わっていました。

そんなある日、
久しぶりに連絡を入れてみると、
TJさんは医療職を辞めていました。

理由はPTSDの悪化でした。
父親から受けた虐待の体験が、
仕事中にもフラッシュバックするように
なってしまったそうです。

 

現在は片田舎で静かに療養中のTJさん。
そして精神科医と相談したうえで、
治療の一環としたのが音楽、小説による
ナラティブ・アプローチです。

ナラティブ・アプローチとは、
相談者自身が語る物語ナラティブに耳を傾け、
その言葉や意味づけを通して
問題解決を目指す対人支援手法のこと。

TJさんの場合は音楽や小説として、
自身の体験をアウトプットしているのです。

最後に

 

インタビューに協力して下さった
TJ The Lion-Tiger Manさんに
厚く御礼申し上げます。

インタビュー終盤で
ナラティブ・アプローチに関して、

過去を思い出して言語化してみると、
忘れていた記憶や、埋もれていた経験に気付く

それらを解釈し直して、
ゆっくりと成仏させている感覚です

と教えてくれました。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。