アートの価値がわからない/どのように価値を決めているかを解説

 

記事の要約

☑アートの価値を決めるものは何か

☑希少性、歴史的価値、需要と供給

☑目にみえない価値


 

アート(絵)の価値ってわからないですよね。
私はアートについて全く勉強を
していなかったとき、

なぜアートは高いのか

全く理解できませんでした。

意味のわからない
子供の落書きのような絵でも
数千万、数億円することもあります。

そして、そんな意味不明の
アート市場を横目に
「やっぱりアートってわからないわ」
という感想を抱いたりします。

そこでこの記事では
なぜアートは高いのか
どうやって価値を決めているのかを
解説します。

この記事を読めば、
アートの価値観やアート市場を
理解することができるでしょう。





アートの価値がわからない

 

問題

あなたは世界で1番
高額な絵の値段を知っていますか?

ちなみにこの作品です。

サルバトール・ムンディ
「サルバトール・ムンディ」

こちらはサルバトール・ムンディという
タイトルのイエス・キリストの肖像画です。

実はこの作品…
495億円します。

2017年のオークションで
過去最高の美術品落札金額を
叩きだしました。
(手数料等を含めると約508億円だったらしい)

この作品はあの
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたと
されています。

これがでてくる前に
最高額だったのはピカソの
アルジェの女たちでした。

アルジェの女たち バージョン0
「アルジェの女たち バージョン0」

値段は約200億円。

一般人の生活からは
かけ離れすぎて頭が少し
クラクラしてきます。

ではなぜアートは
こんなにも高額なのでしょうか?

絵の価値を決める3要素

 

3要素

一般的な絵の値段、
美術品の値段は以下の要素が
絡んでいます。

・希少性
・歴史的価値
・需要と供給

アートは実用性がないけれど、
これらの基準で考えると
高額価値の正体がみえてきます。

まずは希少性です。

先程のレオナルド・ダ・ヴィンチの
絵を例に考えます。

サルバトール・ムンディ

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は
現存するものが少ないことで有名です。
(約15点程度)

そして当然ですが、
ダヴィンチは死去しているため
新たな作品も生まれません。
となるとその希少性は
とても高いということになります。

次に歴史的価値ですが、
こちらも申し分ないです。
盛期ルネサンスの絵画で
あのダヴィンチの作品ですからね。

最後に需要と供給ですが、
これが1番価値に影響します。
また、今回のような希少性と歴史的価値が
あれば需要は勝手に上がります。

なぜなら、
歴史的な1品を所有しているという
ステータスの威力ははかり知れないからです。

その他、ビジネスライクな考え方をすると
(美術館などが)歴史的1品を所有すると
ブランディング、集客効果を期待できます。
すると事業投資的な需要も考えられますね。

アートの価値を測るのに大切なことは
目にみえる部分の価値ではなく、
目にみえない部分をどう考えていくか
が重要です。

アートの2つの市場

 

市場

次にアートの市場について
みていきます。

アートには大きく2つの市場があり、
それぞれを

・プライマリー・マーケット
・セカンダリー・マーケット

と呼びます。

まずプライマリー・マーケットですが
これは第1の市場という意味で、
アーティストが直接作品を売買することです。

アーティストが自身の新しい作品などを
自分で決めた価値で取引します。

次にセカンダリー・マーケットですが
こちらは第2の市場という意味で、
1度売買されアーティストの手元から
離れた作品が再び市場に出ることです。

一般的にオークションなどは
セカンダリー・マーケットです。
そして、値段が無限に吊り上がるのも
こちらの市場になります。

アートのような1品ものの場合、
アーティストの偉業や功績が加味され、
付加価値がどんどんついた状態で
セカンダリーマーケットへ出品されると、
富裕層を中心に需要が高まり
物凄い価値がつくといった流れです。

まとめ

 

お金
☑アートの価値は希少性、歴史的価値、需要と供給が関係する

☑アート市場にはプライマリーとセカンダリーの2つがある

☑希少性、歴史的価値のあるものは需要がとても高いので、セカンダリーマーケットで高額値がつく

今回はアートの価値の話でした。

実用性で価値を測るものではないので、
普段の感覚からすると少しわかりにくい
かもしれません。

しかし知っていれば、
ものや価値の違う側面がみえてきたりします。

アートに少しでも
興味が湧いた方は是非
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