この記事は
精神科医の益田裕介Drの動画より、
内容を文字にして解説していくものです。
今回のタイトルは
【SNS断ち -依存によって起きる弊害-】
まだ動画をみてない方は
是非ご覧になって下さい。
この動画は保険医療機関による
動画コンテンツとなっています
文字の方が理解しやすい方は
ぜひ最後までお付き合いください。
SNS断ち -依存によって起きる弊害-

SNSをやめたいのに
やめられない方が多くいます。
やらなければいけないことがあるのに
ついついスマホを触ってしまう。
益田DrはSNSをやめたいのに
やめられないのは
意志の力が弱っているときと説明します。
具体的には
- うつ状態の時
- 適応障害
- ADHD
- 依存症的になっているとき
などです。
SNS依存とはなにか

SNS依存とは医学的には
行為依存の1種です。
依存症には大きく2種類があります。
- 行為依存
→ギャンブルや買い物など - 物質依存
→アルコールや薬物など
またSNSがやめられない原因に
- 承認欲求が満たされる
- 不安を煽られる
- UIによりやめにくいように
作られている
などが挙げられます。
うつや適応障害、ADHDの人たちに
多い特徴としては
- 人との交流が苦手
- 愛情不足
- 愛着障害
などがあるようです。
人に依存できないから
他のものに依存してしまう。倒錯的に何かに依存してしまい
結果的にその虜になってしまう
SNS依存によって起きる弊害

SNS依存によって起きる弊害として、
脳が休まらないことが挙げられます。
そして休まらないことで
脳内が整理されないとも言われています。
- 記憶の定着
- 脳内/課題の整理
が行われず、
普通であれば休んでいるときに
脳が勝手に行う処理が行われないことで
様々な問題が生じます。
益田Drは臨床上、SNS依存の患者は
カウンセリングなどを行っても
カウンセリングで出た宿題や結論、疑問が
きちんと活かされないことが多いと話します。
SNS断ちのメリットは

SNS断ちのメリットは脳が休まること。
それに伴い課題も整理され、
うつなどが良くなることです。
脳が休まることは勉強や仕事にも
大きな好影響を与えてくれます。
またSNS断ちのデメリットですが、
全くないと説明されています。
SNSの頻度が減ったことで
なにか困ったことが起きた患者は
10年以上の診療経験の中で
1人も会ったことがないそうです。
妬みについて

益田Drは動画後半で
人は妬みを持っているが、
妬みは感知されないものと話します。
妬みや嫉妬というものは
直接感知されずに、
自己肯定感の低下として現れるそうです。
そういう意味ではSNSというのは
- 妬みを煽って、
妬まれたら嬉しくなるもの - 人間の欲望を刺激するもの
であると話されていました。
まとめ

✓SNS依存は行為依存の1つ
✓SNS依存によって起きる弊害は、
脳が休まらないこと
✓SNS断ちのデメリットは全くない
✓妬みは直接感知されず、
自己肯定感の低下として現れる
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→意志の力が弱いときに起こる
→行為依存の1つ
→脳が休まらない
→適切な処理がされない
→自己肯定感の低下