SNS断ち -依存によって起きる弊害-

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記事の要約
  1. SNS依存は
    →意志の力が弱いときに起こる
    →行為依存の1つ
  2. SNS依存の弊害
    →脳が休まらない
    →適切な処理がされない
  3. 人の妬み
    →自己肯定感の低下

 

この記事は
精神科医の益田裕介Drの動画より、
内容を文字にして解説していくものです。

今回のタイトルは
【SNS断ち -依存によって起きる弊害-

まだ動画をみてない方は
是非ご覧になって下さい。

この動画は保険医療機関による
動画コンテンツとなっています

 

 

文字の方が理解しやすい方は
ぜひ最後までお付き合いください。




SNS断ち -依存によって起きる弊害-

 

SNSをやめたいのに
やめられない方が多くいます。

やらなければいけないことがあるのに
ついついスマホを触ってしまう。

益田DrはSNSをやめたいのに
やめられないのは
意志の力が弱っているときと説明します。

具体的には

  • うつ状態の時
  • 適応障害
  • ADHD
  • 依存症的になっているとき

などです。

SNS依存とはなにか

 

SNS依存とは医学的には
行為依存の1種です。

依存症には大きく2種類があります。

  • 行為依存
    →ギャンブルや買い物など
  • 物質依存
    →アルコールや薬物など

またSNSがやめられない原因に

  • 承認欲求が満たされる
  • 不安を煽られる
  • UIによりやめにくいように
    作られている

などが挙げられます。

うつや適応障害、ADHDの人たちに
多い特徴としては

  • 人との交流が苦手
  • 愛情不足
  • 愛着障害

などがあるようです。

 

人に依存できないから
他のものに依存してしまう。

倒錯的に何かに依存してしまい
結果的にその虜になってしまう

SNS依存によって起きる弊害

 

SNS依存によって起きる弊害として、
脳が休まらないことが挙げられます。

そして休まらないことで
脳内が整理されないとも言われています。

  • 記憶の定着
  • 脳内/課題の整理

が行われず、
普通であれば休んでいるときに
脳が勝手に行う処理が行われないことで
様々な問題が生じます。

益田Drは臨床上、SNS依存の患者は
カウンセリングなどを行っても
カウンセリングで出た宿題や結論、疑問が
きちんと活かされないことが多いと話します。

SNS断ちのメリットは

 

SNS断ちのメリットは脳が休まること。
それに伴い課題も整理され、
うつなどが良くなることです。

脳が休まることは勉強や仕事にも
大きな好影響を与えてくれます。

またSNS断ちのデメリットですが、
全くないと説明されています。

SNSの頻度が減ったことで
なにか困ったことが起きた患者は
10年以上の診療経験の中で
1人も会ったことがないそうです。

妬みについて

 

益田Drは動画後半で
人は妬みを持っているが、
妬みは感知されないものと話します。

妬みや嫉妬というものは
直接感知されずに、
自己肯定感の低下として現れるそうです。

そういう意味ではSNSというのは

  • 妬みを煽って、
    妬まれたら嬉しくなるもの
  • 人間の欲望を刺激するもの

であると話されていました。

まとめ

 

まとめ

✓SNS依存は行為依存の1つ

✓SNS依存によって起きる弊害は、
脳が休まらないこと

✓SNS断ちのデメリットは全くない

✓妬みは直接感知されず、
自己肯定感の低下として現れる

 

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