大人はなぜ絵を描くことから離れるのか

 

記事の要約

大人になるから

他人の評価で生きていくから

社会をどこまで迎合するか

 

あなたは絵を描くことが
好きでしょうか?

それとも苦手でしょうか。

好きでも苦手でもないけど
絵は描かないでしょうか。

絵を描くことに対する
想いは人それぞれですが、
どちらかというと
絵は描かなくなったという人の方が
多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では
なぜ絵を描くことから離れるのか
テーマに理由などを考えていきます。



なぜ絵を描くことから離れるのか

 

今回のテーマに関する結論を
先に言ってしまうと、

大人になるから

です。

そして大人になるというのを
もう少し具体的に言うと、

社会に適合する、

人の目を気にするようになる、

ということです。

 

おそらく大多数のおとなが
社会の一員として生きています。

社会の一員になるということは
他人や組織のことを考えて
行動するということです。

そして他人を意識することと
絵を描かなくなることには
密接な関係があると考えています。

 

岡本太郎

日本を代表する芸術家、
岡本太郎は自身の書籍
「自分の中に孤独を抱け」
の中でこのように述べています。

 

小学校1~2年生ごろまでは、
みんな奔放な絵を描く。

下手くそだろうが
かまわず描いている。

そこにはおもしろさやハツラツとした
自由闊達かったつな気力がある。

ところが3年生ぐらいになると、
だんだんと絵が写実的になってくる。

自分の外の世界を
意識するようになるからだ。

まわりの眼を気にするようになるし、
うまく描こうとするようになる。

すると途端に絵がつまらなくなる。
しかもそれだけでは終わらない。

絵自体がつまらないと同時に
こどもたちの方でも絵を描くことが
つまらなくなる。

引用:自分の中に孤独を抱け 87p

 

パブロ・ピカソ

キュビスムで有名な画家、
ピカソにもこのような言葉があります。

すべての子どもはアーティストである。
問題なのは、どうすれば大人になったときにも
アーティストのままでいられるかだ。

この他にも、
名のある数々の芸術家が
同じ旨の言葉を残しています。

 

人はなぜ絵を描くのか

ピカソってなにがすごいの?

他人の評価を気にして大人になれる

 

芸術家

絵を描くということは本来、
楽しいことで自分の内側から
湧き出る本当の欲求でもあります。

端的にいうと
絵を描くこと=自分のやりたいこと
です。

しかし年齢を重ね、
学校や職場という社会を通して
私たちが学ぶことは

自分と他人を比較し、
他人の評価を気にすること。

他人の評価に沿った生き方をすること。

だったりします。

その学びを忠実に守ると
絵が上手い人はいいのですが
絵が下手な人からすれば、

他人と比較され
相対的に苦手なことと見なされる。

苦手なことでは他人の評価は得られない

絵を描くこと=もう自分には必要のないこと

そして、

他人の評価が得られることを頑張ろう…

といった流れを体験し、
晴れて大人になっていくのです。

誤解のないよう補足しておきますが、
自分のやりたいことをやって
他人の評価が得れるのは
素晴らしいことです。

ここで危惧しているのは、
自分のやりたいことではなく
他人の評価のみ気にするということです。

そんな大人をあえて最大限に
軽蔑した言葉を用いて表現すると、

自分の本当の願望などは
押し殺して生きていける奴隷

でしょうか。

自分のやりたいこと

 

大人が絵を描かなくなる理由を
通して私が本当に伝えたいことは、

なんのために生きているのか
振り返ってみよう

ということです。

大人も絵を描きましょうと
言いたいのではありません。

大多数の人が絵を描かなくなる理由には
自分のやりたいことをどこまで
出来ているのかという自己啓発的
意味が込められていると考えています。

 

岡本太郎という芸術家は
徹底的に社会を嫌いました。

社会に盾突き、
嫌われ者になって初めて純粋な
自己実現が可能になると考えました。

マジョリティ大多数の中に安定を求め、
右へ倣えをする人生になんの
面白味があるのかと考えた芸術家です。

 

私を含め、おそらくほとんどの人間が
岡本太郎のようには生きていけませんし
彼のようになる必要もありません。

しかし彼のような
人生の本質を唱えた人物から
学ぶべきことは多いと考えています。

 

自分の中に孤独を抱けのレビュー

どこまで社会を迎合するのか

 

考える

きっとこの記事を読んで下さっている
あなたも既に社会の一員のはずです。

あなたが社会の中にいながら
「自分のやりたいこと」を考えずに
幸せに生きているなら
何も問題はありません。

しかしどこか生き辛さを感じるなら
社会をどこまで迎合し、
どこからは自分だけのテリトリーなのか。

考えてみても良いかもしれません。

VUCA先行き不透明と呼ばれるこの時代に
大多数の人と一緒だから安心、
幸せということはありえません。

大人が絵を描かなくなる理由。

あなたはどのように感じますでしょうか。

 

正解主義とは? 抜け出す方法は?

まとめ

 

まとめ

✓大人になるということは他人を意識すること

✓他人と比較し、必要ないと思って絵を描かなくなる

どこまで社会を迎合するのか。振り返ってもよいかも

芸術家の多くが人の、人生の本質を
考えていたりします。

アートが多くの人にとって難解で、
意味不明なのも実はその
「本質を捉えられているのか」
に起因しているのかもしれませんね。